「マルが来てくれた!」デブ猫ちゃんキャラバン隊が姫路の3小学校へ 作者の早見さんも登場
2022/10/04 14:30
神戸大学の学生によるかなしきデブ猫ちゃんの読み聞かせ会=城北小学校
神戸新聞で毎週土曜日に連載中の創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」をPRするデブ猫キャラバンが9月27、29、30日、兵庫県姫路市立城北、高岡、水上の3小学校を訪れた。サプライズゲストとして、デブ猫ちゃんの作者で、小説家の早見和真さんが登場。主人公のマル(3歳雄)とともに児童らと交流した。
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参加した1~3年生の児童たちはまず、Vチューバー(バーチャルユーチューバー)体験に挑戦。テレビ画面にバーチャル映像でマルが登場すると、児童らは「好きな食べ物はなに?」「姫路は好きですか?」などと質問し、マルとの会話を楽しんだ。
続いて、神戸大学放送委員会の学生2人が、兵庫編の読み聞かせを披露。マルが赤穂ニャン士の一員となり、姫路・書写山に討ち入りするシーンなどを読み上げた。最後に早見さんが、児童たちに「兵庫を旅するマルをみんなで応援してください。中でも自分たちが生まれた町の物語を好きになって」とメッセージを送った。
城北小2年1組の女児は「いつも図書室で読んでいるデブ猫マルちゃんが学校に来てくれてとてもうれしかった」と笑顔だった。
創作童話「かなしきデブ猫ちゃん マルのはじまりの鐘」