北播

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根日女の父許麻役を演じる狂言師野村萬斎さん=加西市民会館文化ホール
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根日女の父許麻役を演じる狂言師野村萬斎さん=加西市民会館文化ホール
新作狂言「根日女」で、黒い衣装を着て長いひげを付けた野村萬斎さん(後列左から3人目)と子どもたち=加西市民会館文化ホール
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新作狂言「根日女」で、黒い衣装を着て長いひげを付けた野村萬斎さん(後列左から3人目)と子どもたち=加西市民会館文化ホール

 「第2回加西能」が4日、加西市民会館文化ホール(兵庫県加西市北条町古坂1)で開かれ、狂言師野村萬斎さん監修・演出の新作狂言「根日女」や哲学者梅原猛さん書き下ろしの新作能「針間」などが披露された。狂言「根日女」には萬斎さんや公募で集まった地元の子どもたちが出演し、訪れた市民ら約730人が幽玄の美を堪能した。(河尻 悟)

 市観光まちづくり協会の主催で、市制50周年記念事業の一環。狂言「根日女」は、播磨国風土記に記された加西ゆかりの悲恋物語「根日女伝承」に基づく。国造許麻の娘根日女と、2人の皇子、意奚(億計)・袁奚(弘計)との運命的な出会いや恋を描く。

 狂言「根日女」には、許麻役の萬斎さんら2人の狂言師や、「同市こども狂言塾」の塾生17人と卒塾生6人が出演した。昨年6月から月2回程度、市内で練習を重ねてきた塾生らは、市能狂言総合プロデューサーで笛方藤田流宗家の藤田六郎兵衛さんによる笛の音色が響く中、せりふや所作をきちんとこなしていた。

 根日女役の兵教大付属中1年岩本ちひろさん(12)は「声がちゃんと出て体の動きもはっきりできた」と笑顔だった。萬斎さんは「今日は演技がしっかりできていた。きちんとドラマになっていて、特に皇子の2人が堂々と演じていた」と評価し、藤田さんは「子どもたちの間で伝統ができてきているのはすごいこと。誇りを持ってほしい」と話した。

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