北播

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根日女伝説を題材にしたペーパークイリング作品を手掛けたまつばらこころさん=加西市役所
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根日女伝説を題材にしたペーパークイリング作品を手掛けたまつばらこころさん=加西市役所
数ミリの細い紙をくるくると巻き上げてパーツを作る=加西市役所
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数ミリの細い紙をくるくると巻き上げてパーツを作る=加西市役所

 色紙を巻いて作った花びらなどを配置して描く「ペーパークイリング」を手掛ける巻紙作家まつばらこころさん(45)=兵庫県西脇市市原町=が、加西市ゆかりの「根日女伝説」を題材にした2作品を制作し、受注販売で受け付けている。作品は今月末までアスティアかさい(同市北条町北条)3階で展示している。(河尻 悟)

 ペーパークイリングは、幅数ミリの細いテープ状の紙をくるくると巻き上げてパーツを作り、組み合わせて立体的に描く手法。小学校時代から工作が好きだったというまつばらさんは、2006年にこの手法を紹介する本を読み、趣味で創作を始めた。昨春には西脇市内で初の個展も開くなど活動の幅を広げている。

 加西市出身の漫画家ななじ眺さんの作品「ねひめのとき」をきっかけに、播磨国風土記に記された豪族の娘「根日女」と2人の皇子を巡る悲恋物語「根日女伝説」を知った。「神秘的でロマンのある物語に引かれた」という。

 同市がシティーセールス事業の一環として、播州織や杉原紙といった北播磨の伝統的な特産品を使った作品の制作をまつばらさんに依頼。下地に播州織の無駄切れや杉原紙を使い、根日女伝説と、根日女が眠ると伝わる玉丘古墳(同市玉丘町)をモチーフにした2種類を制作することにした。

 「根日女伝説」は、立体的に描いた市の花サルビアを持つ根日女のかわいらしい表情を描く。「玉丘古墳」は色とりどりの花で飾って表現。「型がなく、巻紙の大きさも一つ一つ変わるので同じものは作れない。加西のPRに役立てばうれしい」と話している。

 完成には約3週間かかるといい、すべて受注販売。各1万2960円。同市内のウェブ代理店「マシマ」TEL090・5243・0301

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