北播

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給食の残菜ゼロに取り組んだ(左から)高島涼馬さんと山口ひかりさん、生徒会顧問の黒田一真教諭と玉田哲義教諭=社中
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給食の残菜ゼロに取り組んだ(左から)高島涼馬さんと山口ひかりさん、生徒会顧問の黒田一真教諭と玉田哲義教諭=社中

 兵庫県加東市立の小中学校12校の中で、一人当たりの給食の食べ残しが最も多かった社中学校(同市木梨)の生徒たちが残菜を減らす運動を展開し、このほど市内で最少を達成した。各クラスの食べ残しを点数化して公表することで減らす意識を養うなど工夫を重ねた。旗振り役の生徒会メンバーは「全校生が団結できた。これからも作ってくれた人への感謝を忘れずにいただきます」と話している。(桑野博彰)

 市学校給食センターは毎月、小学校9校と中学校3校の食べ残しを調べて各校に伝えているが、社中はここ数年、最下位続き。特に和食のおかずや野菜などが不人気で、生徒によると「苦手は残して当然」という意識が浸透していたという。

 「このままではいけない」と意識改革に着手したのは、本年度の生徒会給食部長になった3年の高島涼馬さん(14)と山口ひかりさん(14)。顧問教諭の協力も得て5月から運動を開始した。

 2人はポスターやクラス訪問での呼び掛けなどを展開。さらに、全13クラスの食べ残しを点数化して少ない順に公表し、最下位のクラスには対策も考えてもらった。最初は取り組みに無関心だった生徒も、残った給食を引き受けるなど次第に協力的になったという。

 その結果、5月分の食べ残しは最下位を脱して12校中5位、中学では3校中1位と大きく改善。6月は12校中1位を達成した。

 山口さんは「苦手だった牛乳を家でも飲むようになった」といい、高島さんは「みんな好き嫌いが少し克服できたと思う。目標は残菜ゼロの達成」と話す。

 顧問の玉田哲義教諭(33)は「生徒の自主的な取り組みを今後も続けてほしい」と期待している。

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