北播

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ニーナさんがデザインした柄を用いた播州織の生地も登場=多可町八千代区中野間、八千代コミュニティプラザ
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ニーナさんがデザインした柄を用いた播州織の生地も登場=多可町八千代区中野間、八千代コミュニティプラザ

 産官学連携で兵庫県加西市が開発したウオーキングシューズとおそろいの柄の播州織生地が完成した。姫路市の小学生デザイナーnina(ニーナ)さんが加西市の自然や歴史から想起して描き上げた独特の柄で、多可町の製織会社が手掛けた。市域を越えた播磨地域のコラボレーションとして、生地を用いたかばんなどの商品化に向けてプロジェクトが進行している。(長嶺麻子)

 加西市内でダンスを通じてまちづくりを図る市民グループ「ドゥーイット」がウオーキングシューズのプロモーション動画を制作したのを機に、多可町で志を同じくして活動する市民団体ドロップが地域商品づくりに賛同。播州織を手掛けるコンドウファクトリー(同町八千代区中野間)に生地の制作を呼び掛け、ジャガード織が完成した。

 直線と曲線が細かく入り交じる複雑な柄で、1本の糸で表現している箇所もあり、約1カ月の試行錯誤を経て織り上げた。同社の近藤良樹さん(35)は「話を聞いて面白いとは思ったけど、デザインが細かく、再現がなかなか難しかった」と振り返る。

 このほど、ドロップゆかりの女子中高生らに生地をお披露目したところ「見たことない播州織」と高い評価を得た。商品化に当たり、バンダナやエプロン、ブックカバーなどの企画が上がったが、地域活性化の目的もくんで「皆が外で毎日持ち歩けるもの」としてかばんに絞り込んだ。

 トートバッグやクラッチバッグなどさまざまな案も出たが、多くの女子高生が弁当などを入れて持ち歩くサイズのかばんに挑戦することになった。西脇高校生活情報科3年の女子生徒(18)=同町八千代区下野間=は「普通の生地とは違いがはっきりわかるデザインで面白い」と楽しみな様子だ。

 今後、かばんの型紙づくりなどで高校生らの協力も得て近藤さんが試作し、生地の厚みも検証しながら、年内の商品化を目指す。生地も販売する予定。

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