北播

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明治時代の軍服や銃を見る入場者=小野市西本町、市立好古館
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明治時代の軍服や銃を見る入場者=小野市西本町、市立好古館
西南戦争に従軍した伊藤景治が兄に送った手紙=小野市西本町、市立好古館
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西南戦争に従軍した伊藤景治が兄に送った手紙=小野市西本町、市立好古館

 NHKの大河ドラマ「西郷どん」放映に合わせ、兵庫県小野市立好古館(同市西本町)で17日、企画展「小野藩士族がみた西南戦争」が始まった。明治維新など激動の時代にのまれた小野藩の歩みを振り返るとともに、西郷隆盛による西南戦争に従軍した同藩の士族が家族に宛てた手紙を初めて公開している。(笠原次郎)

 企画展は幕末から西南戦争までを元武士である士族の視点で振り返り、明治時代の軍服や銃、手紙など約40点を展示している。

 同館によると、明治に入ると政府は士族の給料を削減。展示されている士族卒禄高取調帳などによると、給料が減った士族は職を変える者もいたという。

 西郷隆盛らは1877(明治10)年、政府の士族解体政策などに反発し、鹿児島で西南戦争を起こした。小野藩の家老だった伊藤家の三男景治は政府軍としてこの戦争に従軍し、半年の間、九州全土を進軍する中で兄や父に手紙を送った。

 景治は展示されている10通の中で入隊を「後悔している」と率直な気持ちを家族に打ち明ける一方、下関上陸時には「薩摩藩は総勢1万8千人。銃1丁につき200発の弾薬がある」などと書き送っている。粕谷修一学芸員(52)は「石高1万という小さな小野藩の出身者が、時代の荒波をどのように乗り越えたのかを見てほしい」と話す。

 4月8日まで。午前9時半~午後5時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。一般200円、小中学生100円。小野市立好古館TEL0794・63・3390

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