北播

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フジの周辺に柵を設置するなどし、保存活動に取り組む地域住民ら=西脇市明楽寺町、六所神社
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フジの周辺に柵を設置するなどし、保存活動に取り組む地域住民ら=西脇市明楽寺町、六所神社

 推定樹齢が300年以上とされ、地域のシンボルでもある六所神社(兵庫県西脇市明楽寺町)のフジの保全整備事業がいったん完了し、25日、近隣住民らが集まって今後の保存方法について確認した。近年、花の付きが悪く、樹勢に衰えが見えていたが、順調にいけば、5月上旬には鮮やかな花を咲かせる。(長嶺麻子)

 同神社は鎌倉時代の創建とされ、現在の本殿は1800年前後の建立という。境内にあるフジは1981年、市の記念物に指定された。根回りは4・5メートルほどで、幹は近くのイチョウやケヤキに絡んで、その先の藤棚まで伸びており、全長およそ40メートルとなる大木だ。

 毎年、黄金週間には、近隣から花見客が訪れていたが、2016年、開花状況が極端に悪かったため、樹木医の診断を受けたところ、根の張りが浅く、一部露出している部分もあり、参拝客らに踏まれて弱っていたことが分かった。

 そこで住民らは、根を傷めないように境内では除草剤を使わずに草引きをし、水の供給も不安定だったため自動散水装置を導入。補助事業を活用して、根の周辺の立ち入りを制限する保全柵を設置した。

 町は昨年、フジの保存会を組織しており、花の付きをよくするためのせん定作業などに取り組んでいく。同町の荒木明博区長は「フジには元気になってもらって、町を明るくしてもらいたい」と話していた。

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