北播

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大名が乗るかごを手作りした多鹿豊さん=小野市上本町
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大名が乗るかごを手作りした多鹿豊さん=小野市上本町

 兵庫県小野市の小野商店街で4日に開かれる小野陣屋まつりの「小野藩大名行列」の目玉として、大名が乗るかごを、同商店街にある多鹿呉服店(同市上本町)店主の多鹿豊さん(69)が手作りした。うるし風の黒地に藩主一柳家の家紋が金色に輝き、かごの中は武者や鶴を描いた絹の羽二重が彩る。2カ月がかりで製作した多鹿さんは「子どもや歴史好きな人に楽しんでもらいたい」と話している。(笠原次郎)

 同まつりは小野地区地域づくり協議会と小野商店街連合会、小野地区区長会などの共催。かご製作は実行委員が発案した。同協議会副会長で模型作りが得意な多鹿さんが手を挙げ、1月に設計図面を書き始めた。

 担ぎ棒には建物の筋交い用の木(3メートル)を使い、本体は厚さ6ミリのベニヤ板を2枚貼り合わせた。重みが感じられるように、黒い塗料を3回塗り重ねてつやを出した。本物らしく仕上げようと最後までこだわったのは、金具の隅に打つ飾りくぎ。屋根の隅や側面に全て打つと約300本になり、金づちを振り続けた右手首は腱鞘炎になったという。

 神戸電鉄小野駅前の同商店街(南北約800メートル)を甲冑姿の武士らにふんした約30人が歩く大名行列は、午前11時から正午と午後1時半~2時20分の2回。行列中にかごに乗ることはできないが、休憩時に置いた時に試乗ができる。多鹿さんは「苦労した分、祭りが盛り上がれば」と期待している。

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