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ギターを膝の上に置いて演奏するかしわもちかずとさん=コミセン下東条
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ギターを膝の上に置いて演奏するかしわもちかずとさん=コミセン下東条

 全盲の高校生ミュージシャンかしわもちかずとさん(16)=本名・北畠一翔さん、兵庫県明石市魚住町西岡=が21日、コミセン下東条(小野市福住町)で開かれた東日本大震災のチャリティーコンサート「届けよう東へ!」で、ギターの弾き語りを披露した。楽器を膝の上に置いた独特のスタイルでオリジナル曲など7曲を奏で、集まった約70人から大きな拍手を受けた。

 クラシック音楽愛好家の演奏団体「Con La Musica(コン・ラ・ムシカ)夢詩歌」が、9回目を迎えた同コンサートに招いた。同団体は兵庫教育大(加東市)の卒業生らが被災地を思って2011年に結成。この日も会場で募金を呼び掛けた。

 かしわもちさんは、網膜の病気で生まれつき目が見えない。小学校3年のときにギターを独学で始め、ギターを床に置いて遊んでいたことから現在のスタイルにつながった。敬愛する歌手嘉門タツオさんに芸名を付けてもらい、県立視覚特別支援学校高等部(神戸市垂水区)の1年生として学びながら、フォークソングなどを各地で演奏している。

 1曲目は嘉門さんの「自転車」を演奏。自己紹介代わりの「かしわもちブルース」も歌い、自身の中学卒業をテーマにした「旅立ち」、自分の中の葛藤と将来への希望をつづった「そこにある未来」などを披露した。

 かしわもちさんは「みなさんの温かい手拍子に乗せて気持ちよく演奏できました」と笑顔。小野市喜多町の主婦(43)は「自分を励ますような歌を聞いて私自身も頑張ろうという気になりました」と話した。(笠原次郎)

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