北播

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応接間。随所に高い技術が垣間見られる=多可町加美区
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応接間。随所に高い技術が垣間見られる=多可町加美区
長屋門を入ってすぐに目に入る巨大な井戸=多可町加美区清水
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長屋門を入ってすぐに目に入る巨大な井戸=多可町加美区清水

 古民家の活用と地域再生に取り組む任意団体「紡」による「第4回古民家見学ツアーお屋敷巡り編」が28日、開催された。約30人が兵庫県多可町と西脇市で空き家になっている屋敷を訪れ、銅板ぶきで重厚感のある屋根、手入れの行き届いた広い庭など、往時をほうふつとさせる豪勢な造りにため息を漏らした。(長嶺麻子)

 同町加美区清水の屋敷は現在、宗教法人が所有。家屋や庭の手入れは欠かさず、すぐに入居できそうで、同町の空き家バンクにも登録する。敷地約2650平方メートルと広大で、長屋門、和室10室、応接間、茶室などを備え、7千万円の販売価格で話題になっている。

 元々は林業で栄えた人の邸宅といい、建築年は定かでないが、様式から江戸末期か明治初期とみられる。帳場らしき台や、巨大な井戸、レトロな照明、ガラス戸など、見慣れぬ調度品が良い状態で残されており、参加者は一つ一つ興味深げに写真を撮った。

 播州織関連企業の経営者が西脇市和田町に建てた屋敷は戦後の建築とみられ、3年前から空き家という。取り壊す予定だったが、紡のメンバーが「もったいない」と声を掛け、今回、初めての内覧となった。

 紡の山本早希代表(28)は「思いを持って手入れされてきた屋敷。技術一つ見ても魅力的で、現在は二度と手に入らない資材も多い。活用して後世に残してもらいたい」と話した。

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