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鶉野飛行場跡について調べた経験を語る上谷昭夫さん=別府西町公民館
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鶉野飛行場跡について調べた経験を語る上谷昭夫さん=別府西町公民館

 兵庫県加西市の「富合地区ふるさと創造会議」は、地元の「青野原俘虜収容所跡」を生かしたまちづくりを進めようと、太平洋戦争の歴史遺産として知られる鶉野飛行場跡(加西市鶉野町)の事例に学ぶ講演会をこのほど、別府西町公民館(同市別府町)で開いた。同飛行場に関する事実を掘り起こし発信してきた戦史研究家の上谷昭夫さん(79)=高砂市=が話し、住民ら約70人が聞き入った。

 同収容所は第1次世界大戦中の1915年9月、現在の加西市青野原町に開設され、20年に閉鎖された。ドイツやオーストリア・ハンガリー帝国の捕虜が多い時で約500人収容されていたという。同地区は本年度、写真展や講演会のほか、住民のボランティアガイドの養成も計画している。

 上谷さんは加西に赴任していた93年、職場に元整備兵ら3人が訪ねてきたエピソードなどを紹介。飛行場の調査を始めても地元にほとんど資料がなく、夜行バスで東京へ行っては防衛省の施設で資料探しに没頭した経験を語った。

 その上で「戦争はいろいろな教訓を教えてくれる。収容所では地元と交流もあったと聞く。詳しく調べて発信してほしい」と呼び掛けた。(森 信弘)

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