北播

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千年に一度の大雨で美嚢川(手前)の堤防が決壊した場合、深さ10メートル以上の浸水が予想される別所地域=三木市別所町正法寺、正法寺山展望広場から望む
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千年に一度の大雨で美嚢川(手前)の堤防が決壊した場合、深さ10メートル以上の浸水が予想される別所地域=三木市別所町正法寺、正法寺山展望広場から望む
2日間で750ミリが降ったとの想定で西脇市内の両岸が浸水区域として赤く染まった加古川の区域図=県加東土木事務所
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2日間で750ミリが降ったとの想定で西脇市内の両岸が浸水区域として赤く染まった加古川の区域図=県加東土木事務所

 千年に一度の大雨が降る恐れもあるとして兵庫県が更新した洪水浸水想定区域図。北播磨地域では加古川、美嚢川、東条川、野間川、杉原川が対象となった。2日間で750ミリが降ると想定した加古川沿岸では西脇市高松町で水深約12メートルの被害が出るほか、堤防決壊による家屋の倒壊が同市北部で川岸から約600メートルの広範囲で多発すると予想。県は本年度末までに計580河川で被害想定を更新する予定で、各市町はこのデータを受けてハザードマップを作成する。

 国は水害被害を軽減するため「想定しうる最大規模の降雨」を盛り込んだ改正水防法を2015年に施行。これを受け、北播磨県民局はそれまで100年に一度の大雨を想定していた被害予想を改め、16年度から約10人が約7千万円をかけて管内5河川の被害想定図更新に取り組んだ。

 千年に一度の大雨によって加古川沿岸は35・6平方キロが浸水。最も深いところで12メートルに迫り、JR西脇市駅周辺でも水深が3・7メートルに及ぶ。2日間で713ミリが降ると想定する美嚢川では、三木市別所町正法寺で水深が11メートルに達するといい、神戸電鉄三木駅周辺でも4・1メートル。堤防決壊による家屋倒壊も加古川合流地点の上流約5キロの間に発生する。

 小野市などを流れる東条川は加東市松沢で深さ7・2メートルの浸水。野間川も西脇市野村町で7・6メートル、杉原川も同市西脇で深さ9・6メートルの被害になると想定している。

 洪水浸水想定区域図は県加東土木事務所(加東市社)で閲覧できるほか、ホームページ「県CGハザードマップ」でも確認できる。同事務所河川砂防課の北垣隆司課長補佐(58)は「自宅の危険性を確認した上で避難に役立ててほしい」と呼び掛けている。(笠原次郎)

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