北播

時計2018/8/25 05:30神戸新聞NEXT

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廃業した工場から機材を片付ける隊員ら=小野市内
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廃業した工場から機材を片付ける隊員ら=小野市内
高齢者に代わって高所の枝切りに励む長谷川茂さん=小野市敷地町(お助け隊まるしょう提供)
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高齢者に代わって高所の枝切りに励む長谷川茂さん=小野市敷地町(お助け隊まるしょう提供)

 兵庫県小野市の元気なシニア8人でつくるグループ「お助け隊まるしょう」が、寝たきりや病気などで困っている同世代の高齢者らを助けようと、掃除や草刈り、電球交換などの依頼を安価で引き受けている。犬の散歩やドアノブ交換、網戸の張り替えなどにも対応し、昨年の発足以来、約100件の困り事を解決。代表の長谷川茂さん(67)=同市=は「困っている人を笑顔にするために、これからも活動に励みたい」と話す。(笠原次郎)

 長谷川さんは2017年の秋、高所作業車を活用して大木の処理をする市内の「来住伐採隊」に体験入隊。楽しみながら地域に貢献する姿に感銘を受け、知人に声をかけて「お助け隊まるしょう」を同年12月に結成した。電気工事や水道工事などの資格を持つ60~80代が集まった。

 料金は障害者や高齢者世帯、一人親家庭の場合、一般の半額に設定。清掃などの屋内作業は1人につき30分500円、草刈りなどの屋外作業は1人60分1500円から請け負う。

 夫を亡くした70代女性からは畑の土起こしを頼まれ、メンバー3人がくわで土を掘り起こし、畝も作った。病気で一時体調を崩した70代男性の犬を2週間ほど散歩。脳梗塞の後遺症で体が不自由な70代男性方では洗濯や掃除も。今年4月に亡くなった夫=当時(89)=が経営していた枝切りばさみの製造工場などを片付けてもらった女性(87)は「一人ではとてもできないから助かった」と喜んだ。

 6月にはこれまで最多の23件の依頼があった。1件も断らなかった長谷川さんは「助けてくれる人が身近にいなくて困っている高齢者が多いことが分かった。高齢化が進んでニーズは増えるが、仲間を増やして何とか対応したい」と話している。メンバーを募集中。長谷川さんTEL090・3493・3576

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