北播

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イノシシと車の事故が多発している新都市中央線で注意を呼び掛ける看板を設置する小野市安全安心パトロール隊員=同市榊町
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イノシシと車の事故が多発している新都市中央線で注意を呼び掛ける看板を設置する小野市安全安心パトロール隊員=同市榊町
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 山を切り開いて昨年3月に開通した兵庫県小野市南東部の市道「新都市中央線」で、イノシシと車の衝突事故が相次いでいる。昨年3月以降に市内で起きたイノシシと車の事故14件のうち8件が発生。小野署の担当者は「ライトをハイビームにして、安全速度で走行を」と呼び掛けている。(笠原次郎)

 朝夕に発生する渋滞を解消するため、北播磨総合医療センター(同市市場町)と小野工業団地(同市匠台)を結ぶ2・8キロを、市が約23億円を費やして8年がかりで整備。幅3メートルの2車線に歩道や路肩を含め、全幅10メートルになる。

 同署によると、8件はすべて普通車の物損事故で、発生時間帯は午後6時半~9時半だった。

 イノシシの事故は全国で後を絶たない。広島県では2010年、車にはねられたイノシシにバイクが乗り上げて転倒し、男性が後続車にひかれて死亡。三田市では14年、イノシシを避けようとした車がガードレールに衝突し、運転者の男性が骨折した。

 動物との事故が深刻な地域では、さまざまな対策を講じている。県新温泉土木事務所(新温泉町)によると、香美町香住区余部にはかつて、動物との共生を目指す「エコロード」があり、車のヘッドライトを乱反射させ、車の接近をイノシシなどに知らせる反射板や、道路下に「獣道」となる専用トンネルを設け、効果を上げたという。

 小野市は今年9月、啓発チラシを配布。「夜間は付近が暗いので、飛び出した動物の発見が遅れがち」と減速を勧める。10月末には注意を呼び掛ける看板(高さ約2メートル)を2カ所に設置した。

 小野署の担当者は「イノシシとの事故率が高い新都市中央線では特に慎重に走ってほしい」としている。

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