北播

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戦争遺産の活用などについて話し合ったパネル討議=御影公会堂
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戦争遺産の活用などについて話し合ったパネル討議=御影公会堂
「紫電改」のレプリカの製作状況などを紹介する展示=御影公会堂
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「紫電改」のレプリカの製作状況などを紹介する展示=御影公会堂

 兵庫県加西市の鶉野飛行場跡をはじめ旧海軍の航空隊があった地で、戦争遺構の保存や活用に取り組む民間団体によるシンポジウムが24日、神戸市東灘区の御影公会堂であった。加西市と大分県宇佐市、茨城県笠間市の団体などが、戦争の記憶の継承と地域活性化について意見を交わした。(森 信弘)

 同飛行場跡には、約1・2キロの滑走路や爆弾庫、防空壕などの戦争遺産が数多く残る。これらを生かしたまちづくりに取り組む「うずらの飛行場未来プロジェクト」が、同様に飛行場があった大分県宇佐市の「豊の国宇佐市塾」と、茨城県笠間市の「筑波海軍航空隊記念館」と共に情報発信するイベントの2日目。

 シンポジウムは各団体が活動を報告し、続くパネル討議では、関係者ら6人が議論した。

 笠間市では、映画「永遠の0」のロケ地に旧筑波海軍航空隊司令部庁舎が使われたことを機に、同記念館ができた。金沢大介館長は「今後は戦跡などの役割が増す」とし、「まだ体験者が生きているうちに、各団体が連携し史実を調べることが急務だ」と訴えた。

 宇佐海軍航空隊の歴史の掘り起こしなどに取り組んできた同塾の安田晃子さんは、公民館などでの講演活動を紹介し、「住民が歴史を自分の言葉で語れることが、地域の魅力アップにつながる」と指摘した。

 同プロジェクトの為平浩一代表は、2団体と連携する中でほかの団体ともつながりができ、7月に九州で映画上映のイベントを開いたことなどを紹介。「それぞれの団体の長所を吸収し合って、人づくりにつなげていきたい」と語った。

 会場では、加西市が製作中の戦闘機「紫電改」の実物大レプリカや各地の飛行場跡などを紹介する展示もあった。

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