播磨看護専門学校(兵庫県加東市家原)で26日、来年1月から北播磨の公立病院で実習に臨む1年生26人が志を新たにする「看護誓いの儀」が行われた。
同校は同市と西脇市、加西市、多可町でつくる播磨内陸医務事業組合が運営している。
1年生が「近代看護教育の母」とされるフローレンス・ナイチンゲールの像から、ともしびをろうそくに受けて整列。全員で「人の命に携わる責任を自覚し、患者に信頼される看護師になります」などと誓った。
岩井正秀学校長は「医療の現場では強い精神と体が必要とされるが、柔らかな感受性に富んだ心も持ってほしい」とあいさつ。3年の女子学生(21)が「仲間と支え合い、ともに看護の道を歩んで行きましょう」と呼び掛けた。
1年の女子学生(19)=多可町=は「ともしびを受けた時、看護師への思いを再認識した。26人全員一緒に看護師になりたい」と話していた。(藤田 彰)
