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がんについて講演する垣添忠生さん=西脇市生涯学習まちづくりセンター
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がんについて講演する垣添忠生さん=西脇市生涯学習まちづくりセンター

 「にしわき乳がん市民公開講座」が兵庫県西脇市生涯学習まちづくりセンター(同市西脇)でこのほど開かれ、日本対がん協会会長で元国立がんセンター総長の垣添忠生さん(77)が講演した。

 西脇病院を拠点に、乳がん経験者やその家族が交流や情報交換をする市民グループ「はなみずきの会」が主催。約50人が聴講した。

 垣添さんは、日本では年間100万人以上ががんになり、38万人以上が亡くなっている現状や、原因として喫煙や食事、感染症などがあることを示した上で「高齢化社会や生活習慣の変化などから、肺がん、大腸がん、乳がんなどの患者が増加している」と解説した。

 対策としては、子宮頸がんのワクチン接種や禁煙、早期発見ができる乳がんや大腸がんなどの検診率を上げることが有効とし、「乳がん検診の受診率を約8割まで上げた米国では死亡率が下がった」と効果を強調した。

 妻をがんで亡くし、自身もがんを経験。「患者は疎外感や孤立感を抱き、再発の不安におびえている。がんに関する情報は玉石混交。不安で惑わされる人が多い」と指摘した。そのため昨年6月、がん患者を支援する「がんサバイバー・クラブ」を同協会が設立し、ワンストップでがんに関する情報提供ができるウェブサイトを開設したという。「がんに負けない社会を目指す国民運動にしたい」と訴えた。(長嶺麻子)

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