北播

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1950年代に手掛けたポスターなどが一面に並ぶ=岡之山美術館
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1950年代に手掛けたポスターなどが一面に並ぶ=岡之山美術館
Y字路シリーズ第1号となった建物をモチーフにした新作「回転する家」=岡之山美術館
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Y字路シリーズ第1号となった建物をモチーフにした新作「回転する家」=岡之山美術館
西脇市内の写真をCGグラフィックとして色づけした「カラフルシティCGパネル」=岡之山美術館
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西脇市内の写真をCGグラフィックとして色づけした「カラフルシティCGパネル」=岡之山美術館
針金ハンガーや写真を一緒にすき込んだ作品「次の瞬間」など=岡之山美術館
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針金ハンガーや写真を一緒にすき込んだ作品「次の瞬間」など=岡之山美術館
制作時のトラブルを題材にした作品を前にする片山象三市長=岡之山美術館
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制作時のトラブルを題材にした作品を前にする片山象三市長=岡之山美術館

 兵庫県西脇市出身の美術家横尾忠則さん(82)の特別展「横尾忠則西脇幻想」が6日、同市上比延町の岡之山美術館で始まった。横尾さんの記憶の中と今の西脇の姿を重ね合わせた世界が、油彩、紙すき和紙のコラージュなどで繰り広げられている。(長嶺麻子)

 放送が同日始まったNHK大河ドラマ「いだてん 東京オリムピック噺」の題字とポスターも担当するなど多忙で、地元での特別展開催は6年ぶり。1950年代に手掛けた織物祭や市長選挙のポスター、地元の菓子店の包み紙といった作品群から、市内の町並みを播州織のように色鮮やかにしたCGパネル、多可町ですいた和紙まで、新作13点を含む計62点を展示する。

 新作の紙すき和紙の作品では、モダンな女性の姿が描かれた播州織の輸出用ラベルや、はぎれ、針金ハンガーなど、幼少期に自宅にあったという身近な品を一緒に“すき込んで”いる。

 メイン作品の滞在制作中、同館の不手際で中断して開催が一時延期となったが、このトラブルをも題材に。横尾さんが立腹し、特別展が延期になったことを伝える記事をコラージュして和紙作品「吊り下げられた新聞記事」に仕上げた。横尾さんはトラブルの原因については多くを語っていないが、記事の上には「yes」の赤いスタンプが。片山象三市長は「ひっくり返りそうになった。でも作品に昇華していただきありがたい。創作のすごみを感じる」と話していた。

 Y字路シリーズ第1号のモチーフとなった建物を描いた油彩「回転する家」は、幼少期の記憶にある空襲を思わせる描写と、今回のトラブルを伝える新聞記事を戦闘機から落ちてくるビラに見立て、不安感とユーモアを混在させている。

 3月24日まで。午前10時~午後5時。月曜休み。1月14日、2月11日は開館、1月15日、2月12~19日、3月22日は休館。大人500円、65歳以上400円、高校・大学生300円、小中学生200円。岡之山美術館TEL0795・23・6223

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