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観光客を温かく迎える五百羅漢の巨大モニュメント=加西市北条町北条
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観光客を温かく迎える五百羅漢の巨大モニュメント=加西市北条町北条

 兵庫県県指定文化財の石仏群「五百羅漢」(加西市北条町北条)につながる交差点の歩道で、石仏3体の巨大モニュメントが姿を現した。訪ねて来る観光客らの目印にしようと、地元住民らでつくる五百羅漢保存委員会が制作。9日には除幕式が開かれ、地元小学生や来賓らとともに完成を祝った。(森 信弘)

 五百羅漢は、羅漢寺の境内にある。江戸時代初期、安土桃山時代に焼失した近くの酒見寺の復興に伴って作られたとされ、2018年3月に県文化財に指定された。同委は約20人で五百羅漢の環境整備やイベントなどに取り組んでおり、拝観者は年間1万人程度を維持しているが減少傾向といい、情報発信が課題になっている。

 モニュメントは五百羅漢の場所が分かりにくいとの声が多く聞かれることなどから、中国自動車道沿いの市道交差点に設置。高さ1・5メートルと1・3メートル、1・75メートルの3体で、高砂市特産の「竜山石」を使った。17年6月ごろから作業を始め、「びしゃん」という特殊なハンマーやノミで優しい表情の石仏を彫った。時には、拝観者が手伝うこともあったという。

 除幕式では、保存委の大西道憲会長(74)が「メンバーは高齢化が進んでいる。五百羅漢を次世代に伝えるため、新会員を増やしたい」とあいさつ。観光名所を案内する北条小学校「歴史ガイド隊」の6年生女児(12)は「もっとたくさんの人に知ってもらうために活動したい」と話した。

 モニュメントは歩道上にあるため、保存委は安全対策として反射材の付いたポールも設置するという。

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