北播

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こども狂言塾の塾生に囲まれて笑顔で写真に納まる観世銕之丞さん(中央右)と西村和平市長(同左)=加西市北条町古坂、市健康福祉会館
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こども狂言塾の塾生に囲まれて笑顔で写真に納まる観世銕之丞さん(中央右)と西村和平市長(同左)=加西市北条町古坂、市健康福祉会館

 兵庫県加西市こども狂言塾や狂言師野村萬斎さんらによる「第4回加西能」が5月4日に開かれるのを前に、能楽協会理事長の観世銕之丞さん(62)が市能・狂言プロジェクト特別顧問に就任した。プロジェクトの総合プロデューサーだった能楽笛方、藤田六郎兵衞さん=昨年8月に死去=の後を受けた形。6日、市内で会見した観世さんは「もっと能と狂言を楽しんでもらえる場をつくりたい」と抱負を語った。(森 信弘)

 市は藤田さんをプロデューサーに迎え、2015年に市播磨国風土記1300年祭を開催。新作能のほか、萬斎さんが地元の伝承を基に監修・演出し、市こども狂言塾の塾生が演じる新作狂言「根日女」を披露した。以来、毎年能と狂言を市内で上演している。

 観世さんは、シテ方観世流観世銕之丞家九世当主で重要無形文化財に指定された技を高度に体現できる「総合指定保持者」。これまで加西能に毎年出演するなどしてきた縁から、市の依頼を受けて今年1月に引き受けたという。

 友人でもあった藤田さんについては「能がきちんと評価されるべきだとの思いを持ち、こども狂言のプロデュースに命を懸けていた」と振り返り「加西市の能と狂言の活動をできる限りお手伝いしたい」と熱意を見せた。

 当日は第1部「根日女」の後、第2部で萬斎さんが出演する狂言「佐渡狐」を上演。続いて鼓の天才的奏者の子どもが登場する能の演目「天鼓」には、観世さんも出演する。笛の天才だった藤田さんのイメージが重なるといい、追悼の思いを込めて選んだ。

 第4回加西能は、加西市北条町古坂1、市民会館文化ホールで午後4時開演。1部は全席自由で鑑賞無料。2部は全席指定で一般3500円(当日は500円増し)、高校生以下は500円。市民会館TEL0790・43・0160

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