北播

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山田錦と日本酒の魅力をまとめたパンフレットと作成したメンバーら=加東市社
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山田錦と日本酒の魅力をまとめたパンフレットと作成したメンバーら=加東市社

 兵庫県の高齢者大学「うれしの学園生涯大学」(加東市下久米)の大学院講座を受講する北播磨在住のメンバーらが、地元産山田錦の魅力を紹介するパンフレットを作製した。誕生秘話や特徴について写真を使い分かりやすく解説。美酒を追究する蔵元の取り組みも紹介するなど地域を再発見する1冊に。JAみのりの本店(同市社)や山田錦の館(三木市吉川町吉安)などで無料配布している。

 受講生11人でつくる「酒米『山田錦』を愛する会」が約1年がかりで仕上げた。代表の後藤忠司さん(65)=加西市=は「生産農家は後継者不足に悩んでいるだけに山田錦とお酒の醍醐味を伝えたかった」ときっかけを話す。パンフレットは良質な酒米ができた背景に加え、北播磨の蔵元や灘五郷の資料館などを巡る計3部構成。

 専門家らの話を聞き取り、山田錦が「短稈渡船」と「山田穂」の交配によって誕生した経緯を解説。1928(昭和3)年に県立酒米試験地(加東市沢部)の前身となる施設を地元の強い要望で誘致し、農業技術者や農家らの研究と努力で、最高の酒米として評価されたことを記している。

 加東市の神結酒造や加西市の富久錦などの蔵元を巡り、酒造り携わる人たちの心意気も紹介。また、神戸・灘五郷の酒造記念館なども訪ね、伝統の技についてリポートした。

 後藤さんは「今後は酒米作りに尽力する農家の取材や日本酒に合う料理を探り、随時、発行していきたい」と意気込む。(中西大二)

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