北播

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播州清水寺の仁王門=加東市平木(撮影・笠原次郎)
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播州清水寺の仁王門=加東市平木(撮影・笠原次郎)
一乗寺=加西市坂本町(兵庫県教育委員会提供)
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一乗寺=加西市坂本町(兵庫県教育委員会提供)

 文化庁が20日、地域の有形、無形の文化財をストーリーにまとめ発信する「日本遺産」に、新たに認定した「1300年つづく日本の終活の旅~西国三十三所観音巡礼~」。兵庫県北播磨では加東市平木の播州清水寺と加西市坂本町の一乗寺が選ばれた。認定を受けて、両寺の関係者や地元自治体などから歓迎の声が上がった。

 播州清水寺は、日本最古の仏教巡礼として知られる西国三十三所の第25番札所で、多くの巡礼者に親しまれている。清水谷善英住職(79)は「令和元年に認定とはありがたい」と喜び、「拝む行為は観音様に近づいて御利益を得ることだが、感謝を伝えることこそが大切。それが認められた」と話す。

 「加東市にとって誇り」と歓迎するのは、同寺がある加東市の安田正義市長。「これからの時代のキーワードは連携。寺院のある市町村がともに手を携え、まちの魅力を発信していく」と今後を見据えた。

 地元では、認定を今後の集客につなげようとする動きも。同市観光協会の澤野祥二会長(67)は「市内には国宝の寺など観光資源が数多くあるが、全国的な知名度はまだまだ。これを機に播州清水寺と他の観光地とを結ぶコース設定を考えたい」と意気込んだ。

 一方、第26番札所の一乗寺。太田実秀住職(82)は「長い歴史を誇る観音巡礼は、日本文化の礎を担ってきた。今後も参拝する人たちが心安らかにお参りできるよう、寺を守っていく」と気を引き締めた。

 地元加西市の西村和平市長は「一乗寺は国宝の三重塔があり、四季折々の風情も楽しめる場所。これを機に多くの人が訪れるよう市としてもPRしていきたい」と話した。

(中西大二、森 信弘)

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