北播

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2日間で750ミリの豪雨が降ったと想定。最大で深さ11・9メートルまで浸水する万願寺川と加古川の合流地点=県加東土木事務所
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2日間で750ミリの豪雨が降ったと想定。最大で深さ11・9メートルまで浸水する万願寺川と加古川の合流地点=県加東土木事務所

 千年に1度クラスの大雨が降る恐れがあるとして、兵庫県が30日に更新した洪水浸水想定区域図。北播磨5市1町では、千鳥川(加東市)や畑谷川(西脇市)など65河川とその周辺が対象になった。2日で750ミリが降ると想定された小野市阿形町の万願寺川周辺では深さ11・9メートルまで浸水するほか、堤防決壊による家屋の倒壊が小野市と加西市の万願寺川流域で多発すると予想。各市町はこの想定を基にハザードマップを作成する。

 国は2015年、「想定しうる最大規模の降雨」を盛り込んだ改正水防法を施行。これを受け、北播磨県民局は「100年に1度」の大雨を想定していたそれまでの予想を改め、18年6月に加古川や美嚢川など主要5河川の流域で洪水浸水想定区域図を更新した。今回は2億円以上をかけ、職員約10人が作業に当たった。今回で5市1町での区域図更新は完了した。

 千年に1度の大雨で小野市のJR粟生駅周辺は深さ8・2メートルまで浸水。5市1町の総浸水面積は約110平方キロメートルにも及ぶ。浸水時間が最も長いのは、下里川が流れる加西市北条町西高室で80時間と予想。氾濫した流れに漬かるのは、加古川に流れ込む支流が多い西脇市内が5・6平方キロメートルと最も広く、小野市が4・2平方キロメートルで続いた。激流で削り取られる川岸は、13の支流を持つ美嚢川が流れる三木市内が5・1平方キロメートルで最も大きかった。

 洪水浸水想定区域図は県加東土木事務所(加東市社)で閲覧できるほか、ホームページ「兵庫県CGハザードマップ」でも確認できる。同事務所河川砂防課の京住真志主任(34)は「比較的小さな川でも浸水被害は起きうる。図面をしっかり確認して、有事の避難に役立ててもらいたい」と呼び掛けている。(笠原次郎)

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