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整備された鶉野飛行場跡を見学するモニターツアーの参加者ら=加西市東笠原町(加西市観光まちづくり協会提供)
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整備された鶉野飛行場跡を見学するモニターツアーの参加者ら=加西市東笠原町(加西市観光まちづくり協会提供)

 太平洋戦争中に造られた鶉野飛行場跡(兵庫県加西市鶉野町)を整備する加西市などは、会員制交流サイト(SNS)で発信力のある「インフルエンサー」らを招き、同飛行場跡を巡るモニターツアーを開いた。巨大防空壕などの歴史遺産を見学した漫画家や軍事研究家らからは、観光客らを呼び込むアイデアが出された。

 市などの依頼で、産業遺産の保存、活用に取り組むNPO法人「J-ヘリテージ」(神戸市兵庫区)が企画。漫画「紫電改のマキ」の作者である漫画家野上武志さん▽脚本家鈴木貴昭さん▽軍事研究家吉川和篤さん-らゲスト5人を含む約40人が参加した。

 一行は、かつて同飛行場にあり、現在は姫路市内に移築されて運送会社の倉庫になっている戦闘機「紫電改」の格納庫を訪問。同飛行場跡では、整備された爆弾庫や未公開の防空壕などのほか、公開が始まったばかりの紫電改の実物大模型などを見学した。

 その後、ゲストや市関係者らで意見交換会を開催。ゲストからは「よく整備されている」と評価する声のほか、「飛行場跡周辺の全体像を示す看板がほしい」「終戦に近づくにつれ、防空壕などに使われたコンクリートの質が悪くなるのを、産業遺産として見せるべきだ」などの声が聞かれた。

 また「個別の遺産があったというだけでなく、飛行場を造った際の苦労など、ストーリー性がある方がいい」と幅広い客層に訴えるための提案も。加西市文化・観光・スポーツ課の高見昭紀課長は「意見は、飛行場跡の今後を考える場で紹介し、反映できるものは反映していきたい」と話している。(森 信弘)

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