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安田正義市長に、被災地の現状と加東市の防災について話す上月克己さん=加東市役所
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安田正義市長に、被災地の現状と加東市の防災について話す上月克己さん=加東市役所

 昨年7月の西日本豪雨から間もなく1年になるのを前に、岡山県倉敷市へ派遣された兵庫県加東市防災課の上月克己さん(30)=加東市=が21日、一時帰庁した。現地では災害廃棄物対策室に在籍。安田正義市長に「加東市でも有事の際の廃棄物処理置き場の選定が必要」などと被災地の状況を踏まえ古里の防災への提案も口にした。(中西大二)

 上月さんは今年1月から1年3カ月間の予定で派遣された。同市の被災地派遣はこれまで、発生直後の初期対応を中心に1週間程度の短期が普通。今回は倉敷市から全国市長会を通じて依頼があり、加東市として初の長期派遣となった。

 現地では当初被害を受けた倉敷市真備町地区の公民館で公費解体の受付を担当。岡山の方言に戸惑いながらも被災者の声を聞き、必要書類を整えていったという。4月には真備支所に移り、公費解体の住民対応もした。現在は更地が目立つようになった。

 上月さんは安田市長に報告書を提出し、倉敷市の事例を挙げながら加東市の今後の防災についても提案。報告書には、廃棄物処理置き場のほか、倉敷市が全国から人的、物的支援を受ける際の計画がなく現場が混乱したことから、加東市も事前計画の策定が必要などと記している。

 また、上月さんは災害時は人命救助や避難所設営などの初期対応が重要といい、「倉敷の防災計画を将来の加東市の防災に役立てたい」と意気込みを語った。

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