北播

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笠原次郎
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笠原次郎

 技能実習生として兵庫県小野市内で集団生活を送るインドネシア人女性7人に会い、暮らしぶりを聞かせてもらう機会があった。来日後に琴を習い始め、演奏会に出演するとのことだった。

 イスラム教は彼女らの生活に深く根差している。頭部を覆うジルバブをかぶり、断食月もある中、1日5回の祈りをささげているという。酒は飲まず、豚肉も口にしない。10代後半から20代前半と若いが、とても禁欲的な生活だ。断食のつらさを尋ねても「もう慣れたから」と涼しい顔だった。

 日本人は戦後、古くから伝わる宗教観が希薄になったと思える。和服を着ることもほとんどなく、食べ物も伝統的な和食から年々、遠ざかっていると感じる。自らの文化と宗教に誇りを持っている彼女たちの姿を見て、少しうらやましくなった。欧米化した日本の姿は、彼女たちの目にどう映っているのだろう。また会って話をしてみたい。(笠原次郎)

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