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実践を積み重ねて理論化し、子どもへの接し方をまとめたパンフレット=加東市社
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実践を積み重ねて理論化し、子どもへの接し方をまとめたパンフレット=加東市社

 知的障害や発達に遅れがある子どもらが通う兵庫県加東市社の施設「つばめ会」が、子どもへの接し方をまとめたパンフレットを作製した。日々、子どもと接する中で得た実践を理論化し、具体的な事例を積み上げて留意点や声掛けの方法を編み出した。自発的な心の成長を促すためのサポート法も詳しく解説している。(中西大二)

 同会は児童福祉法に基づき、2016年秋に一般社団法人として開所。午前からは2~5歳児が、午後の「放課後等デイサービス」には小学生から高校生が利用する。保育士や社会福祉士ら計30人が、利用者約60人に応じた支援計画を立てて実践している。

 パンフレットは幼児から高校生を対象に、同会理事長で社会福祉士の池田勝雄さん(63)が中心になってまとめた。きっかけは30代の女性保育士のアプローチ。この保育士の自然な接し方によって多くの子どもが社会ルールを習得し、成長した。池田さんは聞き取りをして接し方を分析、理論化して職員で共有した。

 さらに専門書も参考にしながら子どもとの会話や間の取り方、態度を調査。何度も試行を繰り返して、1年がかりで独自のアプローチ法を生み出した。

 パンフレットでは、自閉症や発達障害などの症状を持つ児童から高校生4人の事例を挙げた。パニックに陥った子どもに、どうやって心を通わせるか、どんな声掛けがいいのかについても助言。大人の常識を押しつけずに言動の背景を読み取って対話やスキンシップなどで信頼関係を築き、心をコントロールする力を育む大切さを記している。

 池田さんは「多くの人がこれを参考に実践を重ね、意見も聞きながら完成度を高めていきたい」と話す。パンフレットは無料で、希望者には郵送する(郵送費別)。つばめ会TEL0795・42・8655

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