北播

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被災地の状況について振り返る岡田涼雅君、木下瑠梨さん、山田帆乃佳さん(左から)=社高校
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被災地の状況について振り返る岡田涼雅君、木下瑠梨さん、山田帆乃佳さん(左から)=社高校

 兵庫県加東市木梨の社高校で1日、夏休み期間中、東日本大震災後の被災地の現状を学ぶため宮城県亘理町を訪れた生徒たちがレポートづくりを始めた。2学期に全校生徒の前で報告会を予定しており、生徒らは「伝えることが大切。被災地の今をしっかりと発表したい」と意気込む。

 震災以降、同高生活科学科では、小野工業高など兵庫県内の「家庭」に関係する6校と連携し、被災地の保育園などに入園グッズやクリスマスプレゼントを毎年送り続けている。だが、交流を通して知る支援の必要性も感じ、2016年から同科の生徒らが直接、夏休み中に東北を訪ねるようになり、翌年からは社高全体で取り組むようになった。

 今回の訪問は8月21~23日で27人(小野工高生3人含む)が参加。地元保育園の園児と交流し、被災地を回りながら震災の語り部や津波で家を失った女子高生の話などに耳を傾けた。前生徒会長の3年岡田涼雅君(18)は「2年前に訪ねた時と同じ更地の多さに驚いた。復興は進んでいない」と話す。生活科学科3年木下瑠梨さん(17)は「津波への警戒を怠ってはならない」と言い、同科3年山田帆乃佳さん(18)は「若い人が町から減っている状況が印象的だった」と話した。

 今後、3人を中心に会議を重ね、報告会では被災地の現状を説明。来年も社高が継続するボランティア活動につなげていく。

(中西大二)

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