北播

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加西市消防団訓練礼式大会で行進する消防団員=6月、加西市両月町(加西市提供)
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加西市消防団訓練礼式大会で行進する消防団員=6月、加西市両月町(加西市提供)

 全国的に人員確保が難しくなっている消防団について、兵庫県加西市は、報酬引き上げや手当創設などの処遇改善や、活動実態に応じた定数削減などの条例改正案を市議会9月定例会に提出している。組織による管理が問題になっていた報酬の支給方法も分団下部組織から個人に変更。同市危機管理課は「団員の士気を高め、活動に参加しやすいようにしたい」と改革を進める。

 消防団を取り巻く課題を話し合う同市消防団あり方検討会の中間報告を7月に受け、反映させた。手当と活動服支給の費用3100万円を2019年度一般会計補正予算案に関連費として計上している。

 年間報酬では、20年度から班長を4400円増やして1万3千円とし、一般団員は3800円増の1万1千円に。同市は北播磨で報酬の低さが際立っていたといい、他の4市1町の平均額相当にした。手当は県内41市町のうち34市町で何らかの支払いがあることなどから、10月に新設。火災など現場出動の手当が1回2千円、訓練出動は同千円。広報活動は同500円とする。

 定数の1418人(7月時点の団員数1390人)は、北播磨5市1町で最も多い。効率的な運営のため、20年度からは245人減らし、1173人とする。活動服はこれまで購入を補助していたが、難燃性のタイプを20年度から市が支給する。

 消防団員の報酬を巡っては、組織でプールする手法が各地で問題になっていた。同市は本年度10月からの手当も合わせ、4月から個人への振り込みにする。神戸新聞社の調べでは北播磨5市1町で現在、加西市のほか西脇市と多可町が個人ではなく分団などの口座に振り込んでいる。(森 信弘)

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