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特攻隊員らを悼んで献花する遺族ら=鶉野飛行場跡
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特攻隊員らを悼んで献花する遺族ら=鶉野飛行場跡

 太平洋戦争中、旧姫路海軍航空隊の鶉野飛行場(兵庫県加西市鶉野町)で編成された特攻隊「白鷺隊」の戦死者らを悼む「平和祈念祭」が6日、同飛行場跡であった。特攻隊員の遺族や地元住民ら約90人が参列し、若くして命を落とした隊員らに思いをはせた。

 同飛行場は1943年、旧海軍がパイロットを養成するため建設。戦況が悪化した45年には白鷺隊が編成され、鹿児島県鹿屋市の串良基地を経て沖縄近海に出撃。21機の63人が命を落とした。

 式典では、参列者が1人ずつ「平和祈念の碑」の前で献花。隊員が残した遺書の朗読もあり、小野高校放送部の1年藤本もえさん(16)と2年伊津見優衣さん(16)が「母上どうか元気でいてください」などと感情を込めて読み上げた。

 式典終了後、叔父が隊員として戦死した京都府宇治市の女性(71)は「母から話を聞いていたが、特攻で亡くなった人たちのことを思うと涙が出た」と目を潤ませた。整備兵として特攻機を見送った男性(92)=大阪市=は「平和が一番。世界で平和が続いてほしい」と力を込めた。(森 信弘)

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