多彩な音楽に親しめる「音楽の日in加東2019」が20日、やしろ国際学習塾(兵庫県加東市上三草)で開かれる。ピアノやフルートなどさまざまな音色が織り成す演奏を聴くことができるほか、ハープなどの演奏を体験できるコーナーも。担当者は「子どもから大人まで一日中、演奏を楽しみ体感することができる」と参加を呼び掛ける。(中西大二)
加東文化振興財団が主催する恒例行事で、2年前から桐朋学園芸術短期大学(東京)と連携しプログラムを展開している。今回も同大OGや学生が出演し、魅力あふれる音楽を届ける。
同塾LOCホールでは午前10時40分からハープのミニコンサートの後、西脇小オーケストラ部とバイオリニスト早稲田桜子さんが共演し「ジブリメドレー」などを演奏。午後からは同大の学生らが加東市の四季をイメージした楽曲を披露する。2台のグランドピアノを4人で弾く迫力あるステージもあり、ハープ、ギター、箏など弦楽器のアンサンブル演奏も繰り広げる。
桜子さんと姉妹でピアニストの早稲田眞理さんによる「こころが悦ぶ 音浴の時間」と題したステージでは、バッハの「シャコンヌ」を演奏時に、気持ちよくなって眠る人のための睡眠エリアを用意。ホール外のレストランや会議室でもコンサートを開くなど音楽にあふれた一日を提供する。
ロビーなどでは午前10時からフルート、ハープ、箏を体験できるワークショップも。手作りのおやつや雑貨が並ぶマルシェもある。入場無料。同学習塾TEL0795・42・7700
