北播

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創立80周年を来賓や生徒らで盛大に祝った=小野工業高
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創立80周年を来賓や生徒らで盛大に祝った=小野工業高
技能五輪国際大会で金メダルを獲得したときの様子を説明する坂本瑞義さん=小野工業高
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技能五輪国際大会で金メダルを獲得したときの様子を説明する坂本瑞義さん=小野工業高

 小野工業高校(兵庫県小野市片山町)の創立80周年記念式典が23日開かれ、在校生や卒業生ら約620人が、多彩な人材を輩出してきた歴史を振り返った。6年前に技能五輪国際大会で金メダルを獲得した卒業生坂本瑞義さん(28)=同県加西市出身=が講演し、夢を持つことの大切さを生徒に訴えた。(笠原次郎)

 同校は1939年、金物産業が盛んだった旧小野町で住民の高い教育熱を受け、町立小野工業高校として発足。44年に県立となり、48年に現在の校名となった。全日制課程には機械、金属工業、電子、生活創造の各科が、定時制には機械科がある。生徒は若年者ものづくり競技全国大会で2連覇を遂げるなど活躍し、卒業生は1万8千人を超える。

 式典では、小林教之校長(59)が「創立100年、200年と末永く『地域と共に発展する小野工業』を目指す」と決意を述べた。校内の施設整備などにも取り組んできた記念事業実行委員長で同窓会長の貝原一さん(71)=小野市=は、母校を支えてきた関係者に感謝の言葉を贈った。

 全日制3年の浅川長透さん(18)=同県三木市=と定時制4年日高龍世さん(19)=同=は生徒を代表し登壇。人工知能が人間の仕事を奪う可能性について「小野工業で学んだ技術は、80年の重みと匠の技によって、人工知能に勝るとも劣らないものになると確信している」などとあいさつした。

 講演した坂本さんは、10年前に電子科を卒業した。3年生のときに若年者ものづくり競技大会で準優勝となった悔しさが「世界一になりたい気持ちに結び付いた」と話し、ドイツでの技能五輪で優勝するまでの道のりを紹介。生徒に「目標を持ってあきらめず向かっていけば、報われる」と語り掛けた。

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