北播

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大濱義弘さん(左手前)の話に聞き入る児童=大部小
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大濱義弘さん(左手前)の話に聞き入る児童=大部小

 阪神・淡路大震災から四半世紀の節目となった17日、兵庫県北播磨の学校でも子どもたちが黙祷し、犠牲者6434人に思いをはせた。震災の語り部から話を聞いてあの日の記憶を受け継ぐと共に、災害を想定した授業で命を守る備えの大切さを学んだ。

 小野市敷地町の大部小学校では、阪神・淡路大震災の経験を語り継ぐNPO法人「神戸の絆2005」の大濱義弘代表理事(76)=神戸市垂水区=が、命を守るためにできることについて児童321人に語り掛けた。

 大濱さんは神戸市垂水区で被災し、約600人が避難した旧吾妻小学校(中央区)で校長を務めた。2005年に同法人を設立し、全国各地で講演している。

 この日は、商店街を襲った火災で、生き埋めになった母を亡くした男性の話を紹介。「25年がたって、神戸は全国の人が助けてくれたおかげで元気な街になった」と振り返った。だが「6434人の命は戻ってこない」と話し、緊急時に取る行動を決めておくなど備えの大切さを訴えた。

 また、倒壊した家屋などで生き埋めになった約3万6千人のうち多くが近所の住民の手で救い出されたことに触れ、「いざという時に助け合えるよう、日頃からあいさつを交わして仲良くなっておこう」と呼び掛けた。

 6年生の男児(12)は「もしもの時にどうするかを決めておくなど、備えることが大事だと分かった」と話していた。(笠原次郎)

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