北播

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ビニール袋を使って作ったおにぎりを頰張る子どもら=芳田小学校
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ビニール袋を使って作ったおにぎりを頰張る子どもら=芳田小学校
「1・17希望の灯り」の分灯を前に黙とうする生徒ら=西脇北高校
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「1・17希望の灯り」の分灯を前に黙とうする生徒ら=西脇北高校

 阪神・淡路大震災から四半世紀の節目となった17日、兵庫県北播磨の学校でも子どもたちが黙祷し、犠牲者6434人に思いをはせた。震災の語り部から話を聞いてあの日の記憶を受け継ぐと共に、災害を想定した授業で命を守る備えの大切さを学んだ。

 同県西脇市内でも17日、学校園で防災訓練などがあり、参加者は日頃の備えの大切さを再確認した。

 災害支援ボランティア活動で知られる西脇北高校(同市郷瀬町)では、前日に神戸市中央区の「1・17希望の灯り」から受けた分灯をこの日、全校生徒約190人が参列する会場にともして追悼行事を開いた。

 黙とうの後、震災当時、救急救命士養成所に通うため、神戸市灘区の寮にいた北はりま消防本部の和久井正人警防課長(57)が講話。地鳴りと激しい揺れで身動きが取れなかったことや、消火、救助活動に加わったが水が出ず、人も足りず「被災者の要望に応えられないと、隊員に無念さが充満した」と回想した。

 近く起きるとされる南海トラフ地震にも触れ、「地震は突然来るので日常的な備えが大事。凶器になる家具を固定するなど、被害を最大限減らす対策を」と訴えた。2年の生徒は「災害が起きた時、自分に何ができるかを考える機会になる」と感想を語った。

 市内の小中学校などでは、水がない状況を想定し、ビニール袋を使って作ったおにぎりや、炊きだしの定番メニューの豚汁といった防災給食が提供された。同市落方町、芳田小学校5年の教室では、普段は残ることもある給食が、この日は完食。女児は「震災を思って大事に食べられたと思う」と話した。(長嶺麻子)

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