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全国公式書写検定で最優秀賞を受けた伊藤碧さん=藤尾書道教室
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全国公式書写検定で最優秀賞を受けた伊藤碧さん=藤尾書道教室

 全国書写能力検定連合会の公式書写検定で、兵庫県小野市の小野小学校6年伊藤碧さん(12)が、最優秀の文部科学大臣奨励賞を受けた。同じ書道教室に通う弟遥希君(9)が先に各種大会で受賞するなど頭角を現したため、弟に負けないようにと努力を重ね、日本一に輝いた。(笠原次郎)

 1958年に始まった同検定は1~6級に分かれ、毛筆と硬筆で実用性を重視した問題が出る。年に2回受けることができ、3級以上の合格者から受賞者が選ばれる。

 伊藤さんは小学4年の時、同市敷地町の藤尾書道教室に入った。その教室に通う女児が同じ小学校におり、校内に飾られた字に強いあこがれを抱いたという。弟の遥希君も少し遅れて教室に入り、姉より先にコンクールで連続受賞。碧さんは「弟がどんどん賞を取るのを見て悔しかった」と振り返る。

 5年の夏休みになると、ほぼ毎日、教室に通った。講師の荒木沙紀さん(33)によると、量をこなして一気に上達。力試しにと、昨年6月に受けた全国の公式書写検定では、時間切れで漢詩の課題を3文字書けず、不合格となった。

 再挑戦した昨年11月の同検定は「たくさん練習したので絶対に合格する」と強い気持ちで臨んだ。毛筆の大筆では「議会政治」と伸びやかに筆を振るい、漢詩の小筆でも特訓の成果を出し、納得の出来だった。

 1月上旬に受賞を知り「今までに感じたことのないうれしさだった」という伊藤さん。「お姉ちゃんらしいところを見せることができた。ほかの展覧会でもどんどん1位を取っていきたい」と意気込んでいる。

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