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千本限定で醸造される「獺祭 ふじた」=加東市社
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千本限定で醸造される「獺祭 ふじた」=加東市社

 日本酒「獺祭」で知られる旭酒造(山口県)が、兵庫県加東市藤田地区で収穫された山田錦だけを使った純米大吟醸の限定酒を製造する。その名も「獺祭 ふじた」。今秋に出荷する予定で、同市は4月からふるさと納税の返礼品として予約受け付けを始めた。地元の生産農家らは「山田錦の古里で育まれたお酒を味わって」とアピールする。(中西大二)

 獺祭は全国から購入した高品質の山田錦のみで造られ、海外でも人気が高い。藤田地区は優れた山田錦を生産する特A地区で、12年前から栽培米を同酒造に卸す「村米契約」を唯一結んでいる。

 一方、旭酒造は獺祭について、山田錦の産地ごとの製造はしていなかった。このため、同地区の生産グループ「山田錦部会」は「自分たちが育てた山田錦だけで醸した日本酒を飲みたい」との思いがあった。

 この願いに加東文化振興財団が尽力。同財団と同部会が旭酒造に依頼し、昨年に収穫した山田錦から限定酒を醸造することが決まった。昨年6月の田植えには地元の三草小学校の児童やJAみのりの新人職員らも取り組んだ。

 高品質の山田錦を精米歩合39%まで削り、雑味を取り除きフルーティーな味わいを実現するという。

 限定酒は今秋に開催する「山田錦乾杯まつり」の前日に、やしろ国際学習塾(加東市上三草)で完成披露の試飲会を催す。まつり当日には100本程度を販売。ふるさと納税(寄付額1万4千円、720ミリリットル)の返礼品でも700本を出品する。インターネットの市ふるさと納税サイトなどで予約できる。

 ラベルには「加東市藤田産」と産地も表示される。市の担当者は「味はもちろん、まちが誇る特産品を全国発信し、広く加東の名をアピールしたい」と話す。市まちづくり創造課TEL0795・43・0507

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