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特攻隊の遺書を基にした映像作品に見入る来場者たち=加西市鶉野町
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特攻隊の遺書を基にした映像作品に見入る来場者たち=加西市鶉野町

 兵庫県加西市鶉野町の鶉野飛行場を飛び立った特攻隊の遺書を基にした映像作品の上映が21日、同飛行場跡近くの巨大防空壕(ごう)で始まった。4回の上映に県内各地などの計約80人が訪れ、出産間近な妻や、両親らに送った遺書の朗読に聞き入った。

 映像は加西市が制作した「望空郷(ぼうくうごう)」。平和な未来を望む郷-との思いを込めて名付けられた。3人ずつが登場する作品が3本制作されており、公開日には順番に1本ずつが上映される。

 初回の上映は20人が鑑賞した。明石市の男性(65)は「改めて今が戦争のない時代でよかった-と感じた。滑走路跡や防空壕などが残っており、後世に伝えるために加西市は頑張ってほしい」と望む。

 同市出身で福崎町に住む会社員の女性(27)は最近、知人に聞いて市内の戦争遺跡を知り、別の防空壕を見学していた。映像を見て「ここから出発した人がいたことを知り、特攻隊について身近に感じた。もっと加西のことを勉強しようと思う」と話した。

 毎月第1、第3日曜日に4回ずつ上映する。無料。2日前までに予約が必要で、7月分の上映は既に埋まっている。同市鶉野未来課TEL0790・42・8757

(小日向務)

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