北播

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アスパラガスを栽培して4年目となった部会長の高田勝生さん=加西市栄町
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アスパラガスを栽培して4年目となった部会長の高田勝生さん=加西市栄町
夏には大きく茂ったアスパラガスが見られる=加西市栄町
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夏には大きく茂ったアスパラガスが見られる=加西市栄町

 JA兵庫みらいが、兵庫県の加西や小野、三木市でアスパラガスの産地づくりを進めている。2018年5月に生産部会を設立後、生産者や出荷量は増加。近畿に産地がなく域内の消費地により新鮮な商品を届けられる利点もあり、将来は販売額1億円規模の産地を目指す。(小日向務)

 アスパラは多年草。冬季に地上部が枯れるが、地中の根が育ち4、5年で収穫量のピークを迎え、10年程度収穫できる。現在、10アールで200万~250万円程度の売り上げが見込め、さらに収量アップの可能性も。同JAは稲作と組み合わせるなどして、農業所得の増大を狙って導入。ビニールハウスで散水装置を使って栽培する。

 16年に同JAが試験栽培し、17年に9人が39アールで栽培を始めた。収穫量は18年の約6トンから、19年には倍近い12トン弱に。本年度24人が約1・1ヘクタールで栽培し、約13トンの出荷を見込む。販売は同JAの直販店と神戸市などで展開するスーパーのみで、出荷量が足りないほど。卸売市場などで試食提供した際にも「柔らかい」「甘い」と好評だった。

 同JAアスパラ部会の初代部会長を務める加西市の高田勝生さん(66)は、アスパラで初めて園芸作物に挑戦。2・1アールのハウスを17年に1棟、昨年に1棟を整備し、計約500株を育てる。手が掛からない-と聞いて始めたが、「奥が深い」と感じる。重要なのは地中の根。地上の茎などの様子から根の状態を推測し、水やりなどの調整をしなければならない。

 半面、春、一斉に芽が出る光景に高田さんは「感動した」といい、産地をつくる-との目標にも引かれる。おいしさや食感にも目覚め、「肉巻きや、夏野菜とオリーブオイルで炒めるなどアスパラ料理を楽しんでいる。より多くの人に味わってほしい」と話している。

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