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「オンライン授業」導入に向け、先生を対象に開かれた研修会=加東市吉井、東条西小学校
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「オンライン授業」導入に向け、先生を対象に開かれた研修会=加東市吉井、東条西小学校

 新型コロナウイルス感染症の拡大で、全国の学校現場で「オンライン教育」の導入が加速している。兵庫県加東市でもインターネット上に仮想のクラスルームをつくり、教諭と生徒が双方向でコミュニケーションするグーグルの教育用ソフトを取り入れた。本格展開に向け、教諭を対象に操作法などを学ぶ研修会が各学校で開かれており、参加者は真剣な表情で取り組んでいる。(中西大二)

 導入するソフトは、ビデオ通話や双方向での授業が可能。教諭はリアルタイムで生徒の学習状況を把握できる。同市では、全小中学生を対象に、7月から利用に必要なアカウントの配布を順次始めており、タブレット端末の1人1台配備も今秋には完了する。

 一方で、教諭も子どももソフトの本格的な操作はこれから。このため各学校は6月下旬から研修会をスタートさせた。独自に会を開く学校もあれば、教員出身で同市学校教育課情報教育担当の青木敢也主査(42)が講師となって学校を回るケースも。東条西小学校で開かれた研修会では、青木さんが実際にソフトを使って特徴など具体例を挙げて解説した。

 ログインの方法から始まり、不正侵入を防ぐため、利用者全員がIDやパスワードの管理を徹底するよう注意を促した。教材用に動画投稿サイトの映像を貼り付けることや、多くの子どもが意見を書き込んでも、瞬時に一覧できる「情報の共有」の利点も説明した。テストやアンケートを作成するツールも取り上げ、「アイデア次第で創造性のある授業が展開できる」と呼び掛けた。

 また最近、ネットの誹謗(ひぼう)中傷が問題になっているが、児童らが情報モラルを身に付ける良い機会であるともいい、「失敗を恐れず、子どもたちにも積極的に使わせて」と締めくくった。

 研修に参加した男性教諭(43)は「実際の対面型授業とは違った、飽きさせない工夫が必要だが、オンラインでは児童がネット上で共同編集できる便利さがある。多彩な仕掛けを考えたい」と話していた。

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