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災害時に電動車両を無償提供する協定を締結した(左から)西脇市の片山象三市長、兵庫三菱自動車販売の西原興一郎社長、三菱自動車工業の若林陽介執行役員=西脇市郷瀬町、西脇市役所
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災害時に電動車両を無償提供する協定を締結した(左から)西脇市の片山象三市長、兵庫三菱自動車販売の西原興一郎社長、三菱自動車工業の若林陽介執行役員=西脇市郷瀬町、西脇市役所
電動車両でテレビや冷凍庫などの家電へ電力供給する実演もあった=西脇市郷瀬町、西脇市役所
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電動車両でテレビや冷凍庫などの家電へ電力供給する実演もあった=西脇市郷瀬町、西脇市役所

 災害時に、避難所などで電力の供給源にもなる、電動車両の無償提供を巡って、兵庫県西脇市は7日、兵庫三菱自動車販売(神戸市)、三菱自動車工業(東京都)と協定を締結した。電動車両は昨年、千葉県で起きた広域停電を機に、災害時の対策として官公庁などから注目を集めている。(長嶺麻子)

 東日本大震災の被災地ではガソリンの入手が困難となり、三菱自動車が電動車両100台以上を貸与。当初の設計では、災害時利用を想定していなかったが、震災を機に外部へ電力供給できる車両を開発した。同社が近年、被災地支援で派遣している「アウトランダーPHEV」は、一般家庭の電力なら1台で10日分を供給できるという。

 これまでの経験から、事前の協定締結で、災害時に自治体とのやり取りがスムーズになると判断し、同社は昨年8月から全国の自治体と協定を結ぶプログラムを推進。西脇市からの熱心なアプローチもあり、県内では神戸市に次いで2番目、全国では60番目の締結となった。

 調印式で片山象三市長は「国内で大規模停電も相次いでおり、喫緊の課題だった」と謝意を表明。同社の若林陽介執行役員は「走りながら蓄電できる車。千葉では高齢者福祉施設でたまっていた洗濯物も一晩で洗えた。機動力があり、状況に応じた使い方ができる」と太鼓判を押した。

 アウトランダーPHEVによる電力供給の実演もあり、テレビや冷凍庫、トースターなど、計1240ワットの家電を同時に稼働させる様子が披露された。

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