北播

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リニューアルした展示室。農機具など昔の暮らしを伝える品々を紹介する=加古川流域滝野歴史民俗資料館(パノラマモードで撮影)
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リニューアルした展示室。農機具など昔の暮らしを伝える品々を紹介する=加古川流域滝野歴史民俗資料館(パノラマモードで撮影)
郷土の文化財や歴史物語を取り上げた「加東遺産」を紹介する写真パネル=加古川流域滝野歴史民俗資料館
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郷土の文化財や歴史物語を取り上げた「加東遺産」を紹介する写真パネル=加古川流域滝野歴史民俗資料館
約1500年前の土製品の人形=加古川流域滝野歴史民俗資料館
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約1500年前の土製品の人形=加古川流域滝野歴史民俗資料館

 開館から40周年を迎えた兵庫県加東市下滝野、「加古川流域滝野歴史民俗資料館」の展示室がリニューアルオープンした。当初から加古川舟運など滝野の歴史に光を当ててきたが、節目の年に社や東条地域も網羅し、市全体の文化財も展示するなど内容を一新。担当者は「加東市の歴史にあらためて触れる機会に」とアピールする。(中西大二)

 展示室では、遺跡発掘調査の成果を公表。縄文から平安期までの石器や土器を並べたほか、発掘地点を同市の地図に落とし、風土と人々の暮らしの関係性を視覚的に表している。

 リニューアル記念として、県指定文化財「河高・上ノ池遺跡出土祭祀(さいし)土製品」を期間限定で公開。滝野にぎわいプラザ(河高)の建設前調査で発掘された約1500年前の品々を見ることができる。中でも全長約5センチの人形の土製品は全国的にも珍しいという。

 藤原光平学芸員(33)は「発掘された場所は祭事をする建物跡だった可能性がある」と分析。当時、加古川のほとりに村を築いた人々は、川の水に感謝しつつ氾濫を恐れていたとみる。「土製の人形は神の気を静めるための道具。川を神とあがめ、恐れを抱いたことを示す」と解説する。

 「米作りの一年」のコーナーでは、江戸から昭和初期に稲作などで使われた道具を陳列しており、当時の農作業を体感できる。市内の文化財や歴史物語を取り上げた「加東遺産」をパネル写真で掲示。加古川舟運の歴史を伝える史料や高瀬船の模型も設置している。

 新型コロナウイルスの影響で現在、入館は北播磨、東播磨地域の在住、在学、在勤者に限定。10日からは加東市内在住、在勤、在学者のみになる。マスク着用など感染防止への協力を求めている。

 リニューアル展示は年内いっぱいの予定。月曜、祝日は休館。一般100円。中学生以下50円(ココロンカードの提示で無料)。同市教委文化財係TEL0795・48・3422

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