北播

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昆虫採集を続ける小西悠貴君=小野市
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昆虫採集を続ける小西悠貴君=小野市
小西君が捕まえたグンバイトンボの雄=小野市
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小西君が捕まえたグンバイトンボの雄=小野市

 兵庫県小野市の小野東小学校3年、小西悠貴君(9)が同県加東市の清流で、環境省のレッドデータブックで準絶滅危惧種に指定されているグンバイトンボを見つけた。脚が行司の軍配のように白く広がっているのが特徴。昆虫採取に熱中している小西君は「今までに捕まえた中で一番珍しいトンボ」と笑顔を見せる。(笠原次郎)

 体が細長い「モノサシトンボ」の仲間。体長は約3センチと小さく、雄には6本ある脚のうち4本に軍配のような白い膨らみがある。脚を軍配状に大きく広げ、ほかの雄に縄張りを主張し、雌にも自らをアピールするという。

 環境省によると、丘陵地の湧き水がある清流に生息する。幼虫は水草などにつかまりながら、水生昆虫を捕食。成虫は5~8月に見られ、ユスリカなどを食べる。水質汚染に弱い上、水の流れが急だと生息できないといい、県内でも瀬戸内沿岸の市町では見られなくなっている。県版レッドデータブックではBランクに指定されている。

 小西君は小1の夏休みの自由研究で、セミやトンボなど約30種類の昆虫を標本にし、学年で最も良い賞を受けたことから、昆虫採集にのめり込んだ。新型コロナウイルス感染症の影響で休校中だった5月中旬、加東市東部の清流でグンバイトンボを網で捕まえた。

 「見たことのない形で、新種に違いないと思った」とその時の興奮ぶりを振り返る。伊丹市昆虫館の職員に見てもらい、グンバイトンボの雄と判明。標本にして、コレクションに加えた。学校の自分の教室では、クワガタなどの標本3箱を展示している。

 小西君は「将来の夢は昆虫を研究すること。グンバイトンボが絶滅しないよう、きれいな川を残していきたい」と話していた。

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