北播

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地域が主体となって運行を始めた「うにバス」=加西市国正町
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地域が主体となって運行を始めた「うにバス」=加西市国正町
地域が主体となって運行を始めた「うにバス」の出発式=加西市国正町
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地域が主体となって運行を始めた「うにバス」の出発式=加西市国正町

 宇仁小学校区(兵庫県加西市)の各種団体や住民でつくる「宇仁郷まちづくり協議会」は1日、「宇仁ふれあいバス」(略称うにバス)の試験運行を始めた。住民7人が交代で運転。路線バスがない集落をカバーし、一律200円で医療機関や商業施設などと結ぶ。既存の路線バスとも接続し、市中心部の市立加西病院や商業施設などへの利便性も高めている。(小日向務)

 同校区の公共交通は、中央を東西に抜ける県道に市のコミュニティーバスが走るのみ。バス停まで約3キロある家もあり、離れた集落を回るバス運行を求める声が以前から上がっていた。

 宇仁地区は、先進地に視察に行くなど4年前から具体的に準備を開始。利用希望などに基づき、バス停の場所なども決めた。3カ月間、試行運転した後、来年から本格運行する。地域主体のバス運行は北播磨では初めてという。

 うにバスは、北側を走る国正線と、南側の小印南線の2路線。国正線を火、木曜日に小印南線を月、水、金曜日に4往復ずつ運行する。両路線とも東側は、Aコープ滝野店(加東市上滝野町)、西側は医療機関を経てプチマルシェ加西店(加西市殿原町)まで。さらに西側の加西病院などに行く際には、路線バスに無料で乗り継ぐことができる。

 車両は、7人乗りのワゴンタイプで、市が購入し、無償貸与する。外装は、宇仁小学校の児童による原画を基に、地域で大切にしているサクラやコスモスの花と3世代の家族が弁当を食べながら交流する様子が描かれている。

 この日は、同市国正町の公民館で出発式があり、同協議会の稲木善英会長が「やっと念願がかなった」と喜びのあいさつをした。西村和平市長も参列し、運行開始を祝った。

 第1便には買い物目的などの住民5人が乗り込み、約50人の拍手に送られて出発した。稲木会長は「運転手の平均年齢は72歳。今後、いかに若手住民に加わってもらうかが課題」と話していた。

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