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インドネシアとケニアでの活動が評価され「若人の賞」を受賞した河嶋可歩さん=小野市
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インドネシアとケニアでの活動が評価され「若人の賞」を受賞した河嶋可歩さん=小野市
ケニアで農業コンサルタントとして活動していたころの河嶋さん(中央)と現地の仲間たち(河嶋さん提供)
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ケニアで農業コンサルタントとして活動していたころの河嶋さん(中央)と現地の仲間たち(河嶋さん提供)

 インドネシアやアフリカで貧困層の教育支援などに尽力した関西学院大総合政策学部4年、河嶋可歩さん(23)=兵庫県小野市=が、このほど、ボランティア活動に積極的に取り組む若者に対して兵庫県が贈る「若人の賞」を受賞した。河嶋さんは「受賞を糧に、所得や教育の格差をなくすために活動し続けたい」と将来を見据えた。(杉山雅崇)

 小野市は近年、工業団地の開発などで在住外国人が急増しており、河嶋さんも小学生のころから国際交流に興味を持ち始めたという。中高時代には、オーストラリアやアメリカなどを訪問してきた。

 活動を本格化させたのは関学大入学後。大学のプログラムを利用し、インドネシア・ジャワ島の小学校に赴任した。教師として、貧困家庭で育った子どもたちを前に教べんをとった。

 インドネシアでの経験から、貧困層を救うための雇用創出や所得増加事業に興味を持ち、大学3年を修了後、2年間の休学を選択。インドネシアに3カ月滞在した後、アフリカ・ケニアへ足を運んだ。

 ケニアでは、現地企業で農業コンサルタントの一員として活動。平均年収が1万円以下の貧しい農村地帯で、地元の関係者らと共に約300人の農家の生産性向上に力を尽くした。

 また、小野市内の小中学校と外国を結ぶ授業を企画。自身が訪問中のインドネシアやケニアの小学校とインターネットでテレビ電話をつなぎ、互いの国の歌を歌い合うなど、子どもたちの交流を促した。

 来春には台湾のIT企業に就職し、マーケティング職を担う。これまでの経験を胸に、今後も世界を舞台に活動するつもりだ。

 「一つの場所にい続ければ『自分の見える世界』が全てになり、視野が狭まってしまう」と言う河嶋さん。「子どもたちに広い視野を持つように伝えたいし、私も成長を続けたい」と自信に満ちた表情で語った。

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