北播

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グッドデザイン賞を受けた木造校舎の外観=西脇小学校
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グッドデザイン賞を受けた木造校舎の外観=西脇小学校
木造校舎の渡り廊下=西脇小学校
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木造校舎の渡り廊下=西脇小学校
建築当時の建具や内装が生かされた内部=西脇小学校
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建築当時の建具や内装が生かされた内部=西脇小学校

 昭和初期に建てられ、昨年8月に保存改修工事が完了した西脇小学校木造校舎(兵庫県西脇市西脇)3棟が、本年度のグッドデザイン賞に輝いた。当初の建具や内装を残しつつ、耐震補強やバリアフリー化を図ったことなどから「非常に丁寧な修復。古いものを壊し、新しく斬新なものをつくることだけがデザインではないと示す好例」と評された。(長嶺麻子)

 同賞は日本デザイン振興会が運営。1957年に始まり、暮らしや社会をより良くする製品や建築、サービスなどの優れたデザインに贈られる。今年は4769件の応募から、国内外のデザイナーや専門家らの審査を経て、1395件が賞を受けた。西脇小は「公共の建築・空間」の分類での受賞となった。

 校舎は、北播磨の近代建築を数多く手掛けた内藤克雄氏の設計で、34~36年に3棟が完成。2008年に県景観形成重要建造物に指定されたが、耐震性の欠如と老朽化を理由に13年、建て替え方針が決定した。ところが、市民から保存を求める声が上がり、諮問委員会の答申を経て一転、保存改修工事が決まった。

 昭和初期の面影を色濃く残すことから、映画やドラマのロケ地としても使われた同小。審査員は「類いまれな丁寧さで戦前の学校を修復した。こうしたプロジェクトがグッドデザインだと目される社会を目指すべき」との賛辞を送る。

 市教育委員会の担当者は「市のシンボルで、歴史や文化を現代に伝える貴重な財産。まずは教育の場としてだが、有効活用も検討したい」と話している。

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