兵庫県加西市を中心に100キロのコースを自転車で走る「カサイチ100チャレンジラリー」が1日、同市などで始まった。初日には市内外から107人が参加し、コースを快走した。
新型コロナウイルス感染症のため、中止となった「カサイチfan(ファン)ライド」の代わりに実行委員会が企画。来年1月3日まで自由に走れるスタンプラリーで、衛星利用測位システム(GPS)を利用して12カ所のポイントをチェックする。1日のほか、15日と12月6、20日には100キロのコースを走るフリーライドもある。
この日は、フリーライドの受付場所となった鶉野飛行場跡(加西市鶉野町)から愛好家たちが次々に出発した。好きな場所から始めるスタンプラリーの参加者も多かった。
明石市の会社員男性(44)は「社会的な距離を取りやすいスタンプラリーはいいイベント」と満足そう。当日は気球飛行の開始日でもあり、「天気もよく気球も飛んでいる。楽しんで走れる」と話した。
チャレンジラリーの参加は公式ホームページから。フリーライドは参加費千円(千円の食事券付き)で登録が必要。実行委TEL0790・42・8756
(小日向務)
