北播

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修復されたオルガン。8日に披露される=加西市上宮木町、南部公民館
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修復されたオルガン。8日に披露される=加西市上宮木町、南部公民館

 大正末期-昭和初期に造られ、寄贈されたオルガンを兵庫県加西市教育委員会が修復し、同市青野原町の同町公会堂前で8日午後1時半から開かれる青野原楽団の帰国報告コンサートで披露する。昨年、同町にあった青野原俘虜(ふりょ)収容所の資料展示会がオーストリアで開かれており、同楽団も同行していた。(小日向務)

 同収容所は第1次世界大戦中の1915~20年に設置され、オーストリア・ハンガリー帝国の捕虜らが暮らしていた。捕虜たちが演奏会を開いていたことから、研究者や音楽家らでつくる実行委員会が展示会を企画、同楽団が派遣された。

 一方、オルガンは2016年に、同市の廣田昌子さんが市に寄贈。加東市の調律師加門龍成さん(59)が修復した。ヤマハの前身、日本楽器製造の製品で、日本でも初期に造られたオルガンという。

 足踏みペダルで空気を送って音を出すが、空気漏れのほか、鍵盤や鍵盤の下に敷かれたフェルトなど内部の多くが傷んでおり、加門さんは「交換部品を入手するのに苦労した」と話す。

 楽団は弦楽五重奏とピアノ、オルガンの編成。当日はシューベルトの軍隊行進曲など現地で披露した曲を中心に演奏する。当日受け付けで、先着60人。無料。同市教委埋蔵文化財室TEL0790・42・4401

 同公会堂横の倉庫では、収容所での食と生活に関する写真約50枚を展示。最終日の15日午後1時半からは、同公会堂前で、神戸大学の大津留厚名誉教授によるオーストリア青野原収容所展の報告がある。いずれも無料で当日受け付け。

 各行事は同実行委や「ももこの11」(富合地区ふるさと創造会議)が協力して開く。

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