秋の深まりとともに、野山が色づく中、兵庫県北播磨地域の街路樹のイチョウ並木も黄金色に輝いている。
同県加東市役所から北側に延びる約700メートルの市道には約80本が植わっている。道行く人が見上げたり、並木の下を高校生らが気持ち良さそうに自転車で走ったりする姿が目立つ。
県立フラワーセンター(同県加西市豊倉町)によると、北播磨は昨年まで2年間、この時期に暖かい日が続き、紅葉が遅かったという。今年は順調に冷え込んでおり、例年並みの11月上旬頃に見頃を迎えるところが多くなると予測している。
気象庁によると、兵庫県南部は8日は晴れる見込みだが、その後は湿った空気などの影響で雲が広がりやすいという。
(中西大二)
