北播

  • 印刷
「播磨中央公園附近案内図」。今との違いが分かりますか?=播磨中央公園
拡大
「播磨中央公園附近案内図」。今との違いが分かりますか?=播磨中央公園
国鉄北条線の表記。今の北条鉄道=播磨中央公園
拡大
国鉄北条線の表記。今の北条鉄道=播磨中央公園
第1駐車場の出入り口付近に設置されている案内図=播磨中央公園
拡大
第1駐車場の出入り口付近に設置されている案内図=播磨中央公園

 「令和になった時代に、珍しい地図があるぞ」。播磨中央公園(兵庫県加東市下滝野)を訪れた知人からこんなメッセージが届いた。公園とその周辺を示す数十年以上前の案内図が今も“現役”で使われているという。現地を訪ねてみると…。(中西大二)

 「播磨中央公園附近案内図」は園内第1駐車場の2カ所に立てられていた。いずれも縦約1メートル、横約2メートルと大きい。目を引くのは「国鉄加古川線」「国鉄播但線」の表記。「国鉄北条線」もある。現在の北条鉄道で、鉄道ファンの心をくすぐるかもしれない。

 小野市の陸上自衛隊青野原駐屯地にはミサイルの絵。昔見た英国のテレビ人形劇「サンダーバード」に登場する乗り物を思い起こさせる。戦前に建設され、1990年まで業務をしていた国際無線小野受信所もある。

 同園は78年に開設された。公園管理事務所によると「地図の設置もその頃」という。時が流れて今とは違った表記が多いが、特に苦情はなかった。

 加東市観光協会によると、地図のうわさを聞いて、見に行きたいと会員制交流サイトで話題に上ることがあるという。このため、同協会の担当者は「せっかくなので間違い探しなど楽しめる仕掛けをしては。今や貴重な観光資源の一つ」と話す。「市が取り入れようとしている観光施策、歩いて各地を巡る『フットパス』のコースポイントに使うのも面白い」と提案する。

 しかし、同公園管理事務所は「今と違う表記をそのままにするのはどうか」と問題視。県加東土木事務所と協議し撤去する方針だ。

 一方、「近代の遺物が表記されているなど地図は価値がありそう」と言うのは同公園改修などを協議してきたリノベーション分科会メンバーで加東市の岩根正副市長。「撤去方針であれば県と話し合い、市が譲り受ける形で観光資源の一つとして使えるかどうか検討したい」と助け船を出す。 さて、地図の行方は…。

北播
北播の最新
もっと見る

天気(1月26日)

  • 17℃
  • ---℃
  • 80%

  • 15℃
  • ---℃
  • 90%

  • 17℃
  • ---℃
  • 80%

  • 16℃
  • ---℃
  • 90%

お知らせ