兵庫県淡路市内の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されたのを受け、北播磨の養鶏場でも26日、消毒作業が行われた。
県加東農林振興事務所によると、北播磨では2月時点で、採卵鶏が31戸計約188万羽、食肉鶏は17戸で計約12万7千羽が飼育されているという。
県内での発生を受け、県家畜保健衛生所は25日、対策を呼び掛けた。
40年以上の歴史がある播州百日どりなどを育てるJAみのり養鶏事業所は、ネズミなどの侵入防止策のほか、小まめに消毒している。多可町内の養鶏場でも26日、石灰消毒を実施した。(長嶺麻子)
